今朝、まだ空気が静かなうちに、プロダンサーへのレッスンが始まりました。
プロに教えるということ
「先生」と呼ばれる立場の方へ、さらにダンスを教える。これは、ある意味でとても特別な時間です。一般の生徒さんへのレッスンとは、空気がまるで違います。プロの方は体の使い方をすでによくわかっていらっしゃるので、こちらが曖昧なことを言えば、すぐに伝わってしまう。その緊張感が、正直なところ、私は好きなのです。
45年この世界にいると、「教える」ことと「伝わる」ことは全然別のことだとわかってきます。言葉で説明するだけでは足りない。体に触れながら、重心の乗り方を一緒に感じてもらうこと。骨組みや体の構成を活かしたバランスの話を、実際の動きの中で確かめていくこと。それが私のレッスンの核心にあります。
プロの方への指導では、その「触れること」「感じること」の密度が、より一層濃くなります。
いいんじゃない、でもこうするともっといいかも
私がよく使う言葉があります。「いいんじゃない?」という一言です。
まず認める。その上で、「でも、こうするともっといいかもね」と添えていく。人ってなかなか変われないものだから、いきなり否定するのではなく、今あるものを肯定しながら少しずつ磨いていく。これはプロへのレッスンでも、初めて社交ダンスに触れる方へのレッスンでも、変わりません。
今朝のレッスンでも、その繰り返しでした。一つの動きを何度も何度も確かめながら、少しずつ精度を上げていく。その地味な繰り返しの先にだけ、本物のダンスがある。朝イチの静かな時間の中で、そのことを改めて感じました。
ダンスを教えることが、生きることと重なる
アメリカに13年いて、ロンドンで多くの先生に学んで、日本に戻ってきた今も、私は学ぶことをやめていません。最近は特に体のバランスについて、筋力だけに頼らない体の使い方を深く考えています。それは自分自身が踊るためでもあり、生徒さんへのレッスンに活かすためでもあります。
社交ダンスは娯楽だと思われることも多いですが、体の使い方、人との呼吸の合わせ方、相手を感じる力。それは生活のあらゆる場面につながっています。脳梗塞を経験した生徒さんが、ダンスを通じて体を取り戻されていく姿を見ると、そのことをいつも実感します。
プロダンサーへのレッスン。それは私にとっても、自分を試す大切な時間です。
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