馬の背中の上で、思わず「あ、これ知ってる」と声に出してしまいました。
今日は友人に誘われて、久しぶりに乗馬を楽しんできました。写真の通り、お天気にも恵まれて、空が気持ちよく青くて。馬に乗りながら、頭の中はずっとダンスのことを考えていたんです。
顔が変わると、体全体が変わる
馬を方向転換させようとした時のことです。手綱をぐっと引っ張っても、なかなか思うように動いてくれない。でも視線を変えて、顔ごとそっちを向いたら、馬がするっと動き出したんです。
これ、ダンスとまったく同じなんです。
社交ダンスで方向を変える時、先に動くのは顔です。顔が向くと肩が変わって、肩が変わると体全体が自然についてくる。手先や足先をどれだけ意識しても、顔の向きが変わっていなければ、体はちゃんとついてこない。馬も一緒でした。意識が先にある。その感覚が、手綱よりずっと正直に伝わっていたんです。
45年ダンスを続けてきて、言葉で何度も伝えてきたことが、馬の上で「体ごと」わかる瞬間がありました。こういう経験が、私の言葉をもっと豊かにしてくれると思っています。
体で感じたことしか、本当には伝えられない
レッスンで生徒さんに「顔から先に」と伝える時、私自身がその感覚を体の中に持っていないと、どうしても言葉が薄くなってしまいます。頭でわかっていることと、体で知っていることは、全然違うものなんです。
だから私は、ダンス以外の動きや感覚も、できる限り経験し続けたいと思っています。乗馬でも、水泳でも、日常の中の小さな動作でも。体が感じたことは、必ずレッスンの中でよみがえってくるから。
生徒さんに「なんでこの先生の説明はこんなにわかりやすいんだろう」と思ってもらえるとしたら、それはきっと体験の積み重ねのおかげだと思っています。いいんじゃない、という気持ちと、もう少しこうするともっと良くなるよ、という気持ちと。その両方を持ちながら伝えられるのは、自分が何度も体で感じてきたからこそ、なんです。
繰り返しの先に、「わかった」がある
馬の上での「あ、これ知ってる」という感覚は、ダンスを長く続けてきたからこそ生まれたものです。繰り返し、繰り返し。レッスンで何度も同じことを練習するのは、いつかこういう瞬間のためでもあります。
全然違う世界のことが、突然つながる。体がそれを知っている。その瞬間の喜びって、言葉にするのがなかなか難しいんですが、ダンスを続けていると、必ずどこかで味わえるものだと思っています。
社交ダンスに興味はあるけれど、難しそうと感じている方。大丈夫です。できます。まずは一緒にやってみましょう。気になる方は、お気軽にWebページからお問い合わせください。
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